2011/11/22
交通事故による障害


交通事故による体のダメージは、通常の日常生活で受けるダメージとは、比較にならない程大きいものです。

たとえば、徒歩(時速４．８km位)で、よそ見をしていて、電柱に肩が、少 しあたっただけでも、かなりの衝撃を受け、スッゴク痛いのは、多くの人が経験されていることと思います。家の中で、もっと遅いスピードで、柱や、家具にぶつかっても、ケッコウな痛みと衝撃です。

交通事故の場合は、時速数十kmで、衝突するわけですから、たとえレントゲンで、骨折などの異常が無かったとしても 、体が受けたダメージは計り知れません。

また、事故直後には症状が無くても、時間の経過とともにひどくなってゆくことが多いのは、体の深部に入った衝撃が、徐々に表在化してきたものと考えられます。


通常、整骨院の交通事故保険診療では、電気治療、温熱療法、手技療法、コルセット固定等で、硬く痛んだ筋肉を、保護したり、柔らかくして血行を改善し、治してゆきます。 軽い場合は、これで快方へと向かいますが、重度の場合は、なかなか改善されず、時間だけが過ぎてゆき、不定愁訴、症状固定で交通事故保険が打ち切りとなってしまいます。このような患者さんから、相談を数多く受けてまいりました。

特に、他覚所見が無く、患者さんんの自覚症状だけの場合、早く改善に導いてゆかないと、患者さんの体がつらいだけでなく、交通事故保険が早々に打ち切られてしまい、経済的にも精神的にも追い込まれてしまいます。

「当院での治療」
交通事故にあわれたら、まず病院で検査を受け、重大な障害が無ければ、保険会社に当院での治療を希望してください。 保険会社より当院へ、治療依頼が来た時点で交通事故保険での治療を開始できます。

まず、視診、問診、触診の後、患者さんの体から、気のコントロールにより、 事故の衝撃(ダメージ)を抜きます。その場で、症状が軽減されることも、しばしばありますが、後の
回復スピードに大きくプラスに働きます。
事故後なるべく早くこの施術を行うと、効果抜群ですが、かなり時間がたっていても有効です。 

つい最近の症例を、ご紹介します。
６０歳代男性、右肩を強打し整形外科に１ヶ月半通院しても改善されず、当院受診。右肩の強い痛みで、寝返りが打てず、さらに最近は、左手指の動きが悪くなり、整形外科では、自分でリハビリするよう言われているとのことでした。 

「OOさんの体の中に、強い衝撃ダメージがまだ残っているので、なかなか良くならない状態です。まずは、OOさんの体の中にある衝撃を抜きましょう。」と言うと、「はぁ～？」 と、初めての患者さん特有の反応。負傷日から１ヶ月半も経過しているので、少し念入りに時間をかけて（約３秒）抜き、スグに痛み具合を確認して頂きました。

OOさんは、右肩をいろいろ動かしながら、「いっ、痛くないです。」キツネにつままれたような表情から、喜びの笑顔に変わってゆくのがわかりました。 


 

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